約束 #3 娘と母・逆転劇に臨む

虹色さんとお母さんの物語

虹色さん(仮名)は十代の時
人知れず父親から深い傷を受け、
独り抱えてきました。

ある時、とうとう抱えきれなくなって
やっとの思いでお母さんに打ち明けましたが
味方になっては貰えませんでした。

更に虹色さんの悲しみは深くなり、
その一方で、打ち明けた事により
(受け止めきれない)母を苦しませることになった、
ご自分の選択に対する罪悪感も色濃くなってしまいました。

今は家を離れて時が経ちましたが、
年老いて弱っていく母を想う度に
こじれてしまった関係を後悔なさっているようです

お母さんと交わした約束

透視を始めると

関係が複雑になるずっとずーっと前の

母と女の子の姿が浮かんできました



お互いへの愛情が目に見える、そんな優しいビジョンです

やがて、向かい合う二人に変化が起き始めます

母は、段々幼く

少女の姿に変化し始めました




逆に

女の子はすくすくと成長し成人の女性へと姿を変えていきます




昔、メルモちゃんというアニメがあって

魔法のキャンディーで少女 ⇔ 大人に自在に変身するお話でしたが

あんな感じでスーッと二人の姿が変わっていきました

母と子の立場が逆転してしまったかのようです

そして

変身した二人は再び慈しみの視線を相手に向け始めます



虹色さんへのメッセージ


あなたとお母様は「お互いの立場を逆転する」と約束されたようです。

あなたは今世、自分に負荷をかけて
「愛すること」「許すこと」を学ぼうと決めて来られました。

そしてお母様にその役をお願いされた…

未熟さを持つ母をあなたが見守る。

母の中にいるあなた自身を見つけ育む。



母を見つめ母の中に見出した愛しい子供(自分自身)を愛する。
そういうことにチャレンジしてみよう、
と設定して生まれて来られたのですね。

難しいチャレンジでしたので
歩み寄れなかったのは仕方のないことかもしれません。

ご自分を責める気持ちが強くなっていることについて
お母様のハイヤーセルフからメッセージです。

二人の間には深い絆があります。
あくまでも仮の話ですが、
生きている内に和解できなかったとしても
彼女(お母様)に後悔はありません。

全部わかった上で逆転を引き受けたのですから。
母に関しては間に合わなくても大丈夫。

あなたはとても良く頑張ってきました。
難しい試練に勇敢にチャレンジし、
よくここまできました。

あなたは「愛すること」「許すこと」を学びにきて、
父と母にその役割を願いました。

母は練習台で良い。
そう思っていることを知ってください。
そもそも難しいチャレンジなのですから。

母との間で不可能でも、
この先の様々な人間関係の中で
今まで育んできたことを発揮できたら素晴らしいことです。

確実にあなたの中で
大事なものが育まれてきていることを知ってください。
一生懸命育んできたことに誇りを持ってください。

まずは不完全と思える自分自身をそのまま受け止め、
ありのままで充分愛される存在であることを認めましょう。

あなたはかけがえのない、宇宙でたったひとつの魂です。

そして元々、お母様との間にある深い絆を信じて下さい。

あなた自身がご自分の人生に希望を見出しましょう。

どんな状況にも希望の光を見続けること、
愛を見出そうとする姿勢が
お母様との約束を果たすことに繋がっていくと思います。

感想を頂きました

虹色さん

お早うございます。

起きたら仕事行きたくない程、微睡みリラックスした状態。

私の罪の意識は、家族にカミングアウトした事で自分は楽に成ったが周りの家族が苦しみの種を背負う結果、知らなければ皆、幸せな事だったと、ずっと想っていました。

母を精神的に追い詰めた自分。でも当時の私は限界で、母に助けを求めましたが拒絶され何故、母親なのに助けてくれないのだろう何故、父より私を選んでくれないだろう、母親なのに と恨みました。

私の学びは愛する許す事を知る為、母や父にヒール役を頼んだのですね。父は、うすうす解っていましたが母も役割を担っていた。皆、誰もが嫌がるヒール役を2人は担当して魂の約束を果たしてくれたんですね。
自分を許し認めて下を見るのでは無く前を向いて歩きたいです。
有難うございます。

hibiki

虹色さん、ありがとうございました

本当に難しいことにチャレンジしようと
生まれてこられたのですね。
そのことに心からの尊敬と共に拍手を送ります

お母様との関係に変化が起こった時は
また良ければお知らせ下さい

絵と物語を紡ぐ人

透視ヒーラー Hibiki

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